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演奏のパラメーター Top page
素材
○スタンダード・ナンバー
日本における 現代社会の文化的な特徴として、理解されやすいものが求められていると感じます。
この、理解されやすい という意味は、世の中の一般に聞く事ができた、既存のメジャーなメロディと
同列の位置づけが可能である、というニュアンスが含まれます。
従って、音楽本来の自由は、社会的フィルターを通過したものに絞られていると感じます。
○即興演奏
その場に居合わせる聴衆との関連によって成り立つ。
社会的な既成概念とのバランスを取る処から始まります。
イメージ
○例えば、楽譜を見たときに感じ取ることができる 情報の量と奥行きによって、
楽譜に表現されているもの自体の意味が変容する、という感じ方があると思います。
○過去、自らに影響を与えた表現者の表現された結果に関する記憶というものを誰もが持っていると思います。
そのイメージを、奏者が持っていたであろうイメージ、というところまで掘り下げて再確認する価値を発見しました。
○全ての演奏表現は、音楽の本質であるものの、例えだと仮定することができると感じることができます。
オーケストラ、人声、各種の器楽アンサンブル、地域音楽、ピアノの表現など・・・。
それら全ての表現を枝葉だとして捉える事ができるような、基礎的変換フィルターのようなものを、
論理的思考構造として、イメージの土台に持つことは、価値のあることだと思います。
ハーモニー
○機能コードシステムという理論を直感する事ができる 基礎的な反復トレーニングには価値があると思います。
T(トニック)は自我であり、重力を伴う。
D(ドミナント)は対象であり、自己が反映されるものが存在する場。
SD(サブ・ドミナント)はTとDの間に生じるプロセスだと仮定する事ができる。
○機能コードの拡張。
経過的なコードを、T,SD,Dシステムのどこかに所属するものとして見なす事により、
ハーモニーに対する判断がシンプルな感覚になる。
○モードという考え方
音楽の3要素(リズム、メロディ、ハーモニー)を発生学的に追究した場合、
ハーモニーは、複数のメロディラインの断面である、という捉え方ができると思います。
この感じ方は、コードネームシステムに対し、
コードネームシステムという既成概念を問題提起するものであると感じることができます。
いわば、音楽理論に展開される 哲学であり、モードというアイデンティティとカラーを主張する。
その雰囲気は、T(トニック)という自我の重力を主張しない、
といった既成観念を産みつつあるように感じることもできるように思います。
○ブルース
アメリカの白人社会に対して、黒人の自我に向かうエネルギーが関与したものとする
仮定には価値があると思います。
そのエネルギーの性質は根本への回帰という方向性を持つという事ができます。
平均率システムに対する ベンドダウンノート・スケールは非段階的なラインへの傾向であり、そのイメージは、
社会構造に於ける音楽文化の発信というよりも、自然回帰的な心の動きだと捉える事ができます。
1コーラスが12小節単位のサイクルは、一般に16小節で収まりが付く時間的構造に対する問いかけ。
12小節は、T = 4小節 S.D. = 4小節 D = 4小節 に対応しているが、
この時間的数値は4×3であり、4×4=16小節という一般構造に対して、
社会的にはアカデミックというより 部落的、対外的というより 内向的だと考える事ができます。
トニック7th という考え方は、maj7th のトーンのベンドダウンノートだと感じる事ができます。
○アンサンブルの階層
アンサンブルの階層には、次のようなパラメーターを仮定することができると思います。
高周波数帯域
↑ 各種残響効果
S.E.
アンサンブルのハイトーン
装飾的効果
コーラスのハイノート
ハーモニーのトップノート
ハーモニー
フィルイン
オブリガート
メロディ
2ndメロディ
内声
ハーモニーのローリミテッド・ノート
ベース
↓ 各種音響効果
低周波数帯域
このようなイメージをもってコードワークを展開する時、メロディとの対比のもと、
コードのトップノートに生じるラインを意識する事があります。
そのトップノートのラインは、複雑な諸パラメーターを、
感覚的にシンプルなものにまとめるアイテムとなる事を体験します。
コードワークに於ける、トップノートのラインというアイテムが整理するパラメーターを次に挙げます。
オブリガート
カウンターライン
クリシェ
2ndメロディ
テンション
コードトーン
経過コード
ハーモニーのローリミテッド・インターバル
ベースライン
上記のような、論理的な思考解体の力によって 直感と、それに基づく結果を導き出すこと。
つまり、持って生まれた感受性と潜在能力を高める為に機能する思考というものを、考えます。
アンサンブル
○共演者のサウンドを聞くという事
どんなに聞いていても 聞きすぎるという事はない。
また 自らの音を聞くという事も、当然重要なのだけれども、聞き続ける事は困難な事です。
10秒以上聞き続ける事ができる、という事はまれなように感じます。
全てを聞いているが、とらわれてはいない。 こういう相反するような感覚の並存を意識します。
○人間の聴覚が 同時に分析できるサウンドは、2種類までだ という説を、
感覚的に掘り下げる価値はあると思います。
○これらの、諸パラメーターをクリアする条件として、第一義にあるものは、
実感できる 共有コンセプトに従う自らの真実を求め続ける、という事になると感じます。
リズム
○プレィイング・ダンス・フォーム
これは、私のアイテムですが、リズムにドライブ感が生じる、
つまり 生きたリズム表現の基本は、ダンスにあると思います。
リズムの感覚的な根源は、表現の喜びから来ると思います。
自らの心の奥底から込み上がってくる 律動に対する感受性と、
その感じているものを そのまま取り出そうとする、感覚的な技術の研究をする価値はあると思います。
腰や下腹、鳩尾のあたりに生じる律動が、全てのものと連続した感動を伴い、
手足や口、言葉に伝播すると感じます。
この関連は、処々の事情で反転しがちなので、
常に自らの中にある真実に向かい合う気持ちが重要だと感じます。
○バランス
全てのパラメーターは 連続し 関連しあっているので、
バランスを取る感覚の基にコントロールされる必要を感じます。
もしくは、必要な瞬間にバランスを取り始める事が求められると思います。
そういう意味で、リズムに関しても当然、自らが生きたまま アンサンブルに調和する
価値観の並存が重要だと思われます。
メロディ
○メロディの基盤は、感情の発露に隣接する処にあるため、
メロディの本質を分析する事により、それを演奏の感覚技術として直結させる事は、困難を極めます。
従って、メロディの周辺である結果的な要素をロジック化し、
分類提示されたものに終始されているものが殆どだと感じます。
メロディの本質をロジック化し、それが一般的なメソッドとなる為には、あと20年くらいはかかるかもしれませんね。
○歌心
そういう訳で、メロディに関していえる事は、人生やスピリット、それぞれの民族や 国家の歴史
といったものに対する実感を、表現者なりの捉え方の結果、といったものになります。
そういう実感や価値観を持たないということがあったとしても、それは立派な実感だと感じます。
○シンコペーション、アーティキレーション、アクセント、フレーズのニュアンス、使用スケール
リズムや楽器との関連であり、
それぞれの地域文化としての音楽表現を研究する事により 理解できると思います。
○主張するメロディと浮遊するメロディ
この2つのロジックを再発見しました。
この組み合わせにより、表現の幅は 飛躍的に拡張すると思います。
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